女性空手家が道場主 「富山の親子で学べる空手道場」

NPO国際社会教育武道連盟 空手道 千山道場 |www.senzandojo.net
TAKAOKA・TONAMI・TOYAMA,TOYAMA,JAPAN

千山道場マスコットレインくん千山道場 堀田千宴子師範/Chieko Horita千山道場 堀田千宴子師範/Chieko Horita

☆【NPO国際社会教育武道連盟 空手道 千山道場】
    (高岡道場:高岡市立高陵中学校体育館武道場) (富山道場:県営富山武道館(砺波道場:砺波市体育センター・県西部体育館
  本部拠点会場: 富山県高岡市御旅屋町101 御旅屋セリオ(旧高岡大和)6F北日本新聞まなぶん TEL: 050-3631-1003
☆【堀田千宴子空手道教室】
  (北日本新聞高岡まなぶん教室北日本新聞まなぶん)(町なかカルチャースタジオ高岡中央)
本部事務局 TEL: 050-3631-1003
【千山道場スポーツ少年団】【高岡中央ジュニア空手道スポーツクラブ(少年団)】【千山武徳会】【NPO社会教育団体 千山会】
 【沖縄伝統空手古武道中部地方愛好家連絡協議会】【町なかカルチャースタジオ】【ONLINE千山道場】
 

HOME > 理念

女性が道場主の空手道場

千山道場の理念/フィロソフィー

女性空手家が代表者の道場です。

NPO社会教育団体 フルコンタクト空手道 千山道場ロゴマーク千山道場(せんざんどうじょう)は、女性が道場主をつとめる全国的にもめずらしい空手道場となります。※2010年開設 フルコンタクト(直接打撃)空手界において

直接打撃空手の実践的な稽古体系を基本とし、伝統技術、型なども重視しながら競技にかたよらない「武道としての空手道の追求」と「人間力の向上を主眼とした社会教育活動の実践」を念頭においた空手道場です。

道場名は代表者の現役選手時代の旧姓 宴子からもありますが、高校1年生の時、病気により急逝した、空手道場の代表師範であった父、故・田二郎 七段師範の頭文字からとった、父娘の親子道場という意味でもあります。

それは、千宴子代表が少年部空手の頃、親子で一緒に道場に通った絆を「昨今の親子にも感じてもらいたい・・・」という思いから命名されました。

平成22年1月1日、創始者を故・山田二郎(父) 千山道場 名誉八段師範。堀田千宴子(娘)を代表とする「NPO社会教育団体 フルコンタクト空手道 千山道場」を非営利活動の任意団体として設立いたしました。(※同年10月「NPO社会教育団体 空手道 千山道場」に改称。)

武道精神と基本技術をしっかりと身につけ、少年少女はもちろん、親子や女性・学生さんや年配者でも幅広くいっしょに稽古していただけるように取り組んでいます。空手の稽古をとおし「千の山をも乗り越えられるよう」になる人を育成することが、私たち「NPO社会教育団体 空手道 千山道場」の思いです。

<千山道場ロゴマークについて>


千山道場のロゴマークには、いろいろな意味と願いがこめられています。
前出のとおり千宴子代表の由縁もありますが、漢字の「千山」道場ではなく、あえてアルファベットの「SENZAN」道場とした理由があります。
稽古中、相手の道着の胸の文字を常に目にし、いかなる時も「心の修養」の基本である千山道場訓を意識していただきたいからです。

・・・心技体を向上し、武道に精進します。
・・・縁に感謝し、親を大切にします。
・・・忍耐を稽古の基本とし、鍛錬を空手の道とします。
・・・残心の意識を常にもち、礼節を重んじます。
・・・愛するものを守るため、武術を学びます。
・・・難題に自ら挑戦し、千の山を乗り越えます。

また、アクセントとして入っている赤い○のマークは、女性が道場主であることをあらわし、心技体の「心」を意味してもいます。つまり、千山道場では、第一に心の修養を大切に考えているともいえます。そして、全体のイメージをとおし、日本武道の伝統と誇りを伝承できればと願っています。

【S】技体を向上し、武道に精進します。

私たちの道場は、「心・技・体」の文字のとおり、心も技も体も三位一体として向上させることを重要視しています。その中で、あえて序列をつけるならば、「心」を一番最初に考えています。「技や体」が先ではありません。なぜならば「勝つ事だけを追求する。」「腕力で物事を解決する」「手段を選ばず結果のみを評価する」のが今時なのでしょうが、相手の痛みを知り、思いやり、礼をわきまえた上で、勝負に挑む。それが、スポーツではなく、武道空手にふれることだと考えます。

心技体を向上し、武道に精進します。

縁に感謝し、親を大切にします。

【E】に感謝し、親を大切にします。

友達の縁、仕事の縁、家族の縁。世の中には、さまざまな縁がたくさんあります。その縁のおかげで空手に出会ったり、道場のさまざな人にであっているわけです。それもこれも、未成年者なら皆さん、親のおかげで空手に通わせていただいているはずです。そして、社会人の皆さんも親や家族の理解があってこそ、自分と向き合う時間を持たせていただいているはずです。社会の原点である親や家族を大切にすることは、自分を理解することの始まりです。

【N】耐を稽古の基本とし、鍛錬を空手の道とします。

空手(千山道場)では、すべての挨拶・返事を「押忍/オス」の2文字であらわします。読んで字のごとく押して忍ぶわけですが、武道的な考えを集約していると 思います。空手の修行は、それぞれの目標設定が違っても、決して楽なものではありません。すべてに忍耐がついてまわってきます。その積み重ねが、稽古の実績となり実力の基本となってきます。その基本があってこそ、宮本武蔵の名言「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」のとおり、空手の修行は、毎日の積み重ねであり、奥の深いもので、3年なら3年の分の空手、30年なら30年の分の空手があると思います。

忍耐を稽古の基本とし、鍛錬を空手の道とします。

残心の意識を常にもち、礼節を重んじます。

【Z】心の意識を常にもち、礼節を重んじます。

心が途切れないように、技が終わった後も気を抜かないことが武道や空手での残心です。日常生活の中でも、常に立居振る舞いや言動、相手との距離感にも残心はあります。その残心を意識できる人は、すべての事象に対し間合いを感じることができ、礼節を大切にすることができます。

【A】するものを守るため、武術を学びます。

力と勝負の世界では、「愛」という言葉は縁遠い言葉であると思います。しかし、あえて千山道場では、道場生に愛するものの対象を考えてもらうために使います。自分や家族、恋人。体を鍛錬して、人を殺傷しうる武術を学ぶということは、非日常的なことです。万が一使う必要があるならば、どんな時か、また、何のために稽古するのか考えた上で、稽古に励んでもらいたいからです。

愛するものを守るため、武術を学びます。

難題に自ら挑戦し、千の山を乗り越えます。

【N】題に自ら挑戦し、千の山を乗り越えます。

私たち千山道場は、道場生がそれぞれの目標に達し、卒業するころには「空手をはじめて、何かが変わった!」と感じてもらえたらと思っています。それは、空手を習得することはもとより、つらい稽古にも耐え一歩づつ課題を乗り越えることを体感し、自ら新しい目標設定できるようになっていただきたいからです。自分自身に打ち勝てるようになるころには、自他共に認める空手家となるでしょう。その非日常の千の山を設定するのが道場の役割であり、 一緒に挑戦するのが道場の空手仲間だと思います。

<千山道場コンセプト「一雨千山を潤す」ロゴマークについて>

一雨潤千山(いちうせんざんをうるおす)


「ほんの少しの身を潤すわずかな雨も、まわりを見渡せば、あらゆるものを潤している」という様をあらわした、禅語です。

千山道場の命名に際して、千宴子代表の由来のみならず、千宴子道場という社会教育の武道場という姿を、この禅語になぞらえて「千山」と決定しました。

道場の進化とともに、道場の座右の銘『一雨潤千山』の解釈も、さらに深まり、これからも進むべき道をしるす道しるべとなってくれることと思います。

『一雨潤千山』の慈雨の意の道場に少しでも近づけるよう、皆で精進したいと思います。






<千山道場 「Jr.」 とイメージキャラクターについて>

千山道場Jr.(ジュニアクラス)


2011年7月より千山道場少年部を再編成し、「千山道場Jr.(ジュニア)」となりました。
社会教育や空手道をとおした人間力育成のコンセプトを明確にするために新しい施策を導入いたします。また、対象者を幼年から中学生までとし拡大いたしました。

それにともない、千山道場ジュニアクラスを象徴するイメージキャラクターも策定しました。
「千山道場の空手三猿」ということで、"Three wise monkeys"ローマ時代から世界中に広まっている3つの叡智の象徴をモチーフにキャラクター化しました。

日本では、日光東照宮の「見ざる」「聞かざる」「言わざる」で有名ですが、千山道場では「賢さ」の象徴として空手道の稽古をとおし心技体の向上し、最終的には空手の3つの基本動作を「受けざる」「突かざる」「蹴らざる」にまで昇華し、武道の心を持った立派な賢人になっていただきたいと願って制定しました。



創始者山田二郎 代表堀田千宴子